今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウの食事の好み

フクロウの食事の好みについて感じたこと。
味の好みもあると思うけど人間と同じように食わず嫌いな場合もあるのかなぁと思う。
これは食べられるものだよって教えないと食べない気がする。


野生下では生息場所によって取れる獲物が変わる。
図鑑に色々な種類のフクロウが普段何を食べているか書かれているが。
野性下では獲物の種類がかなり偏っていることもあるそうだ。
全世界共通してネズミを食べるフクロウが多いだろう
もしかしたら野性のフクロウにいきなりヒヨコを見せても食べない可能性もある。


アフリカオオコノハズクは野生下でも昆虫を食べることが多いがオナガフクロウは食べることが少ないらしい。
オナガフクロウを飼育されてる方もうちの子は食べないという話を聞いた。
ただ、エコちゃんはミールワームもコオロギも食べてくれた。



ジャイミル食べる〜オナガフクロウ アフリカオオコノハズク〜

イエコオロギを食べる〜オナガフクロウ アフリカオオコノハズク〜


ヒヨコを1羽丸々あげた時、オナガフクロウのエコちゃんが掴んだまま食べようとしなかった(当時生後6ヶ月)
普段から捌かれた肉ばかり食べてるので食べられるとわかっていなかったのかもしれない。
食べ方に限らず狩りの仕方も野生の本能ももちろんあると思うが、教える必要もあるのかなと感じた。
これは鷹匠の考え方にもあるそうだ。


味の好みも確かにある。
あもちゃんは うずら>マウス>ひよこ と明らかに食いつきが違う。
そして、新鮮かどうか、産地の違いによっても食いつきが違う気がする。
3歳のあもちゃんは、どんどんグルメになってきている。
そしておそらく経験や本能で鮮度を認識している。
あもちゃんの嗜好に合わせてこれからも良き餌を調達していこう。





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