今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウの飼育~換気と除湿の必要性について~


(お迎え初日のエコちゃん)


本日6月4日はエコちゃんの誕生日である
生きていたら1歳になっていた
どんなに月日が過ぎても、心にずっと残る存在
一緒に過ごした2か月14日、本当にすごく濃い日々だった


死因は不明のままだが、やはりアスペルギルス症を疑ってしまう
アスペルギルスは暖かい地方に常在しているカビである
エコちゃんが生息する北の国にはほとんど存在しないだろうし、孵化したイギリスには少ないかもしれない
(詳細な位置がわからないが、イギリスは夏場の最高気温25度くらい、天気の移り変わりは激しそうだが、日本に比べれば高温多湿でないだろう)


私は、エコちゃんの死を経験していくつか教訓を得たけど、その中でも最も意識していることは、換気と除湿だ


特にこれから暑くなるので、どこの家もエアコンを入れるだろうけど、温度ばかりに気をとられず、換気も意識するべきだと思う
エアコンはカビをばらまいている
これからの季節、閉め切りにしがちだけど気を付けたい


じめじめが続く今、除湿も意識すべきだろう
私は60%以下になるようにエアコンや除湿器を回している
ただ、閉めきりは良くないので、少し窓も開け、扇風機を回して換気もしている


カビの発生条件は
70%以上の湿度(60%以上から活発に活動、80%以上で一気に繁殖)
20~30度の気温(25~28度がもっとも生育に最適)
栄養分(食品の食べカス、ホコリ、汚れ、ダニなど)
https://curama.jp/magazine/384/
(色々な説があるが、)


北の国に生息している種、
オナガフクロウ、シロフクロウ、カラフトフクロウ、キンメフクロウなどは、より他のフクロウ以上に生活環境を整えてあげるべき個体だと言われている
日本の気候に全く合っていない、飼育の難易度が高い種だ
そのことを理解し、どのようにしたら快適に暮らせるか考えていくべきだろう


フクロウカフェではうまく生活していたのに、個人宅で亡くなってしまうのは何故か?
フクロウカフェには無い台所があったり、
フクロウカフェが入っているビルのような換気システムがなく、
あらゆる、化学物質が部屋中に充満している可能性がある
そして、木造の家は特に湿度も上がりやすく、カビも生えやすい
自分の家がフクロウの生活環境に適していない可能性は大いにある
生活環境を一度振り返るべきだと思う


ちなみに私の課題は掃除
行き届いてないなぁと
水回りや窓際など、カビが発生しやすい場所が多数ある
綺麗にしなくちゃ!


私は、エコちゃんが亡くなってから、度々フクロウが亡くなる夢を見る
生命が息を引き取る瞬間を見たことは、人間を除き、動物では初めての経験だった
ずっと記憶に焼き付くあの光景
今後も経験することだけど、天寿を全うしてくれたなと思えるような別れ方をしたい


ふぐちゃんは、嬉しいことにエコちゃんが我が家で生活した2か月14日を超えた
(3月15日にお迎えしたので5月29日が2か月14日目)
これからもどうか長生きしてくれますように


あもふぐ共々、健康で元気に生きていくために
今後も沢山情報を収集していこうと思う





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