注意
フクロウにマウス、うずら、ひよこ以外のものを与えることについて賛否両論がある。キャットフードを食べて体調を崩してしまうフクロウもいるだろう。保存食は使わないに越したことはない。一応持っておき、何もなかったら捨てる。
一生食べさせる機会がないことを祈る。

3月アウルワンさんへ行ったときに購入した猛禽類用のフードを試してみた

10年以上前からこの商品は存在していることが、下のブログからも分かる
実際に海外ではこの餌だけで10年以上生きている猛禽類もいるらしい

フードのサイトはこちら

成分はこちら
サプリメント配合の完全食
チキンミール、ミートミール、ゼラチン、乾燥ビートパルプ、安定した家禽油脂、醸造用乾燥イースト、小麦胚芽、イナゴマメガム、カラギーナン、デキストロース、魚粉（ニシン）、魚の油（ニシン）、カゼイン、キサンタンガム、タウリン、レシチン、塩化カリウム、スピルリナ藻粉（ラセン藻）、マリーゴールド（アステカマリーゴールド）抽出（カラー）、コリン酒石酸水素、酸化マグネシウム、イノシトール、混合トコフェロール（防腐剤、ビタミンｅ：クエン酸、ローズマリーエキスのフォーム）、酢酸ｄ－αトコフェロール（ビタミンＥ源）、酸化亜鉛、マンガン酸化物、塩、ヨウ素酸カルシウム、硝酸チアミン、炭酸カルシウム、銅硫酸塩、鉄炭酸塩、メナジオン亜硫酸水素ナトリウム複合（ビタミンＫ）、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、β－カロチン、ビタミンＡ酢酸、リボフラビン、硫酸亜鉛、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、炭酸コバルト、コレカルシフェロール（ビタミンＤ３源）、ビタミンＢ１２サプリメント、亜セレン酸ナトリウム
粗タンパク質：58.0％以上
粗繊維：5.0％以下
粗脂肪：10.0以上

残念ながらどの成分が何%と言った情報はなかった

匂いは、昆虫のような感じ、魚の餌に近い
粉末に対して、1対3～4の量のお湯をかける
75度以上のお湯でなければならない
その後冷蔵庫で固める
今回は、粉末6g　お湯24g入れて、総量30g用意した

○1回目の食事　(夜ごはん)
·あもちゃん　(食前204g)
  2口ほど口に含んで飛んで行ってしまった
  その3時間後再び食べる　5g
·ふぐちゃん　(食前260g)
   食べにくそうにしながらも、13g食べた

○2回目の食事　(朝ごはん)
·あもちゃん　5g
·ふぐちゃん　14g

残りは冷凍した　
約1か月、保管可能

1日この食事だけで過ごした体重変化
あもちゃん　総摂取　10g(普段25g)体重204g→197g
ふぐちゃん　総摂取　27g(普段35g)体重260g→252g
初めての食事で摂取量が少なかったので体重は減った

この食事は、75度以上のお湯が必要という時点で、災害事向きではないなと思った
ただ、災害の時でなくどうしても餌が確保できない時は、キャットフードを与える続けるよりも実事例がある分良いのかもしれない
水の割合は多めの1:4が個人的にはおすすめ
味は昆虫に近いのかな
1日の糞はこんもり健康的なものが出てきた
消化は良さそう
糞の匂いはフードのものと同じ匂いで、見た目は若干粉っぽさがあった
今まで試したものの中でも2番目くらいに食いつきが良い気がする

実食動画

猛禽類用のフード　Mazuri フクロウ

コノハズク専用フードも購入したので試した

以前試したコノハズク専用フードはマリンさんのものだったがこちらの商品とは別のものらしい　
詳細は不明
コノハズク専用フードを試す～保存食(非常食)の検討～ - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

食べないだろうなと思っていたが、想像以上に食べなかった
あもちゃんは一口食べて去っていき
ふぐちゃんは3口食べて4口目には、珍しくも逃げ回るようになった
以前のコノハズク専用フードの時と同様、ふりかけみたいな感じにお肉にふりかけると食べてくれるので、少しずつ消費していこうかな
糞などの排泄物は異常なし

犬猫のように色々な猛禽類専用のフードができ、広まることがこれから先あるだろうか？
ペットフードは食中毒の心配がなく、総合栄養食としてさまざまな栄養が含まれるので、もしかしたら健康に良いのかもしれない
ただ、このフードだけを使っていくというのはやはり心配だし、長期的に与える実験を我が子にしたいとも思わない
栄養は自然食品から得ることが1番良いだろうし、私自身もあまり加工物を摂取したいと思わない

けれども興味はある
今後も色々調べていこうと思う

注意
新しい食べ物を試すときは体調の確認はもちろん、体重等も確認
もし食べなかった場合、体重が減ってしまっても大丈夫なタイミングでやるように心がけている