今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

富士花鳥園 最高齢フクロウ、老鳥との暮らし方について

前回の記事でも触れたが、富士花鳥園はおそらく既存の鳥専門の施設の中でも古い施設だと思う
興味があり、最高齢のフクロウについて尋ねてみた


すでに亡くなってしまったそうだが、今までで一番長寿だった個体はメンフクロウで
27歳(記憶が定かではない、、、)まで生きていたらしい
そして今のご長寿フクロウは
アメリカワシミミズクのフキちゃん 26歳
ユキくんとおなじ部屋に入っており、下の方にいたので写真は撮れなかった


ユキくん


小型の中で一番のご長寿フクロウは、、
アフリカオオコノハズク チップくん 20歳(21歳だったか記憶があやふや)

トトロちゃんと同じ部屋でぐっすりと眠っていた


富士花鳥園にいるフクロウは開園当初からいる個体も多く、いわゆる老鳥が多い
フクロウの各部屋を見て回ると、白内障のように片目が白い子や、
足が曲がって立てなくなっている子、
目が見えないので地面の方を歩いている子、
頭の神経が弱くなった子(認知症のような感じに近い)なども、展示場所にいる
神経症状の中には、首が固定出来ず、ずっと何かを追うように頭が動いてしまう症状がある
認知症のようなフクロウは、自分がご飯を食べたことも忘れてしまい、もっと欲しがったりすることがあるようだ
目が見えないフクロウは自分でご飯が食べられないので飼育員さんから直接食べさせてもらっている
フクロウに馴染みのない一般のお客さんは、もしかしたらそのような個体の展示に不快感を抱くかもしれないが、様々な年齢、病気を持つ鳥の姿をみていると色々考えさせられる
動物園然り、花鳥園のような施設さまざまな要素があるべきだと思う


自分のフクロウが健康に生きるためには?
たとえ病気になっても受け入れて生活していくには?
色々なことを想像した


これから、花鳥園の鳥達も我が子のような目で見届けていこう
皆、長生きしますように


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