今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

ふぐちゃんの飛翔訓練3 高さを伸ばす訓練〜フクロウのフライト訓練〜

前回までの訓練記事はこちら
ふぐちゃんの飛翔訓練〜フクロウのフライト訓練〜 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜
ふぐちゃんの飛翔訓練2〜フクロウのフライト訓練〜 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


今行っている訓練は階段を使って、高い場所へ飛んでもらう訓練
羽根が生え揃っていないふぐちゃんにとって、高い場所への飛翔訓練、苦戦中

ふぐちゃんの飛翔訓練3 高さを伸ばす訓練 〜オナガフクロウ〜


最初の頃は踏み出すことも躊躇していたが
少しずつ
4段目から始め、5、6、、、、と続け、最高9段目までいく
調子が上がらない日もあるが
9段目1回 8段目7回 が今のところ最高記録



ふぐちゃんの飛翔訓練4 高さを伸ばす訓練 〜オナガフクロウ〜


飛翔訓練を始めて、体重が増えてきた
7月中の1日食事摂取量と体重の変化をご紹介


ジェスやアンクレットの重さを引いているので、ふぐちゃんの本当の体重値である
最初の頃、空腹時250g位が反応がいいと思い、これ以上太らせると悪くなるのかなっと調整してたのだが、心配もなんのその、265gになってもしっかり反応してくれる
毎日肉食あて(ししあて)を確認しているが、太ったのもあるし、胸筋もついてきたからか、かなり良い胸になってきた
また、最近知ったのだが、鳥の羽根は一枚一枚は軽いけど、全ての重さを測ると、骨(髄液などを抜いた乾燥したもの)よりも重いらしい
(羽根の方が骨よりも約2倍ほど重い種もある)
そもそも、体を軽くさせるために鳥の骨には空洞があり軽いのだが、羽毛の方が重いという事実にはびっくりだ
ふぐちゃんも、羽根が生えてきて、羽根分重くなったのかもしれない
空腹時体重260gがベストだと思っている
(この読みは、結果違っていた、、、、以下参照
フクロウの嘔吐・吐き戻し(未消化のペリット 食べ過ぎによる消化不良) ふぐちゃん - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜
フクロウの嘔吐・吐き戻し2 (食事過多 未消化) 季節による体重・食事量の変化 数字に捉われないように - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜
太らせすぎたことに反省している)



ここで、鳥の骨格、筋肉についてご紹介 
鳥が飛ぶときに使う筋肉は、烏口上筋という筋肉である
竜骨突起のすぐ近くにあり、胸筋のすぐ下に位置する筋肉
胸筋とは反対に収縮、拡張していることが図から読み取れる



飛翔をすることによって、胸筋・烏口上筋が鍛えられ、厚くなっていくので、竜骨突起も筋肉に覆われることになる
なので、肉食あて(ししあて)をふれることで、筋力がついたかどうかもわかる


ちなみにあもちゃんは空腹時200gがベスト
飛翔訓練用に反応させるなら195gが良い
何もしなくてもよく飛び回るので胸筋も烏口上筋もしっかりついている



今回紹介した内容は鳥類学という本から抜粋した
かなり詳しく鳥のことが書かれており面白い おすすめ!!
鳥類、猛禽類の専門書紹介 (鳥類学 猛禽類学) - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


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