今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

あもふぐの相性3(半年経過) フクロウの複数羽飼育について考察

あもふぐの関係は、ふぐちゃんが飛べるようになってから激変した


7月初旬から、ふぐちゃんの飛翔能力がアップして、好きなように飛び回るようになった
そのため、あもちゃんはふぐちゃんを脅威だと感じ、定期的に睨みつけ威嚇するようになった
ふぐちゃんは、わざとなのかあもちゃんの隣に移動したりするものだから、あもちゃんは驚き、急いで場所を退けることも何度かあった


擬態しながらふぐちゃんを睨むあもちゃん




最近のあもふぐ 2021年7月 〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜


5月頃まで、あもちゃんとふぐちゃんを近づけようとわざと隣に連れて行ったりしていたが
6月に入ってからはやっていない
今の2羽には何が起こるかわからないので、気をつける必要がある




最近のあもふぐ 2021年8月 〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜


8月
昼間(朝起きてから)はふぐちゃん、夜はあもちゃん、それぞれが活発に飛びまわる
台所は相変わらずあもちゃんのテリトリーなので、ふぐちゃんが飛んできたら全力で退かすけど、その他は共有スペース
それぞれが好きな場所に移動してくつろぐ


しかし、ふぐちゃんが初めてテリトリーコールのような鳴き声を聞かせてくれた7月下旬頃から、ふぐちゃんは明らかにあもちゃんに対して強気な態度を取るようになった
隣に行くというよりも、襲いかかる勢いであもちゃんの近くに飛んでいく
あもちゃんは驚いて奇声を発して飛んで逃げる
こんなことが数回繰り返され、これは、2羽にとってやばいなと感じ始めた
ふぐちゃんは、テリトリーを拡大するべくあもちゃんを攻撃しているのではないか??

最近のあもふぐ 2021年9月②〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜
気づいてからは、あもふぐを放鳥させる際、
あもちゃんは隣の部屋にいてもらい少し仕切りをつくるようにした
あもちゃんは台所と隣の部屋、
ふぐちゃんは上記以外のリビング全体という風に完全にテリトリーを分ける
夜22時以降はふぐちゃんのみ繋留して、あもちゃんは自由に飛んでもらう
一時期、留守時はあもふぐを隣で繋留していたが、お互いの姿が見えるとストレスになるので、あもちゃんは机の上、ふぐちゃんは机の下にいてもらっている
上記のことをするようになって、あもちゃんは落ち着き自信を取り戻していった



最近のあもふぐ 2021年8月② 〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜


8月中旬頃から、22時以降のあもちゃんのみの飛翔の際は、テリトリー誇示のためか、
リビングから隣の部屋一体を飛び回ったり、高いコーナーにある止まり木に居座ったりしている
さらに床に降りて遊ぶ姿も見られるようになった
ふぐちゃんは、夜だから眠いのもあり、ぼーっとあもちゃんの動きを眺めている
昼行性・夜行性を利用して時間差の自由時間 
今のところ良いバランスを保っている



隣の部屋にあるダイソンがあもちゃんにとっての止まり木
しかし、糞被害が多発した!

ダイソンがとんでもなく汚れてきたので、新しい場所を確保
棚の一部、オブジェかのよう

我が家のなんちゃって神棚



最近のあもふぐ 2021年8月③〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜


9月10日夜23時
驚くことにあもちゃんがふぐちゃんを襲った
ぼーっとしているふぐちゃんをポーンっと蹴りに行ったのだ!
あもちゃん、、、君もなかなかやるなぁ
最近は、あもちゃん、隣の部屋から出てきて台所で過ごすことも増えてきた
強気なあもちゃん!!


オナガフクロウのふぐちゃんと一緒に生活し6ヶ月経過した
2羽は慣れていくどころか、どんどん関係性はギスギスしているように感じる
ふぐちゃんが、自分のテリトリー範囲を認識すること(これ以上広げようとしない)
あもちゃんが、安心できる場所、時間を作ってあげること
少しでもお互いのストレスがたまらないように、この環境に慣れてもらえるようにしたい


本当にフクロウを大切に思うなら1羽だけを飼うのが一番いいのだろう
テリトリー意識が強いフクロウを同室で放鳥して飼うと事故も起きかねない
SNSでは上手に複数羽飼育している飼い主さんもいる
それらの飼育方法を参考に、今後も考えながら2羽と上手に生活をしていきたい
人間は頭上をスレスレに飛ばれながらも仲良く生活していくよ


おまけ

あもふぐの水浴び 2021年8月〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜



最近のあもふぐ 2021年9月〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜



ふぐの水浴び 2021年9月〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜


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