フクロウ飼育初心者⑤　外での日光浴　散歩　据え回し　方法

2022/08/16 18:00

据え回しの正しい方法、鷹匠の技術を勉強しないとわからないし、勉強をしたこともないので堂々と語ることはできないが、まとめたいと思う
色々なやり方があるのでこれが正しいわけでは無いが、一例として何かの参考になれば

フクロウをお迎え　
だいぶ家の環境になれた
１家の中でフクロウを据える
２ベランダなどの外でフクロウを据える
３近場で据え回しする
４人通り車通りの少ない道を選んで据え回しする
５徐々に難易度を上げる
(時間を伸ばす、人通りの多い場所に挑戦)

順番としては上記の方法が多いのでは？と思う
どれくらい日数を要するかは、飼い主それぞれ違うと思うが

１家の中で据える

日課の一部として、据えタイムを設ける飼い主さんもいるのでは？
フクロウがリラックスして、腕の上に止まってくれることは、信頼関係を築けているかの指標にもなる
慣れていないフクロウは、腕の上に移動すると、すぐ飛び立とうとする
糞をする頻度も多く、身体を軽くして飛立つ準備を始める
これらの行動が無くなり、腕の上で片足立ちでもしだしたら、ああ慣れてきたんだなという指標になる

本来の据えとは違いクッションを下に敷いて楽しちゃってるww
小型なので素手で据えているが、グローブをして据えた方が良いだろう

２ベランダなどで据える

初めての外、一番大切なことはロスト（飛んで逃げてしまうこと）に注意すること
まずはアンクレットとジェス、リーシュの確認
壊れてないか、切れそうにないか
以前、外に出す直前に、ジェスの頭がすっぽり抜けてアンクレットのハトメから外れたことがある
片方は大丈夫だったが、このまま両方外れていたら確実にロストすることだろう
本当に装備のチェックは徹底した方が良い

また、持っている人は、猛禽用のグローブにしっかり鷹匠結びをすること
ちなみに、小型なら、安く簡単にグローブを作ることができる
ホームセンターで安い革手袋を買ってハトメをつけたものである
私が据え回しをした時に作ったものは下記記事にまとめている
初フクロウの据え回し - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

基本、グローブをして据えた方が、フクロウにとってもしっかりと掴めて安心
それでもグローブがないという方、必ず身体のどこかに硬く結ぶようにすること
掴んでいないとほどけてしまうような状態で外に出すことはヤメよう
(例　リーシュをぐるぐる腕に巻くだけなど)

また、結び目からフクロウまでの長さもあまり長く無い方が良い
グッとしっかり掴んで、飛ぼうとばたついてもぶら下がったりしない長さ
別の場所へ飛んでいき、紐の長さが足りずぶら下がり宙吊りになるなどの事故も起きかねない

外据えは、最初は夜から、徐々に明るい時間帯に変えていくとフクロウも心の準備ができる
外で据えている時に、水をかけるなどして水に慣らすことも良いと思う
暑くなった時のクールダウン時に水は必要になる
真夏などはあまり外に出ない方がいいだろう

３近場で据え回しする

まずは近場から据え回しを
いつでも家に戻れるような場所で
外が怖くて、飛び立とうとしたり、ストレスでずっと細くなったりする可能性がある
緊張のしすぎはフクロウの精神衛生上良くないので、すぐに家に戻れるように
興奮しすぎると、暑くなくてもすぐに身体が熱くなって、喉をホコホコさせたり、羽根をだらんと落として脇が開いた状態になる
この時に持っている水を、脇や足元にかけてあげてクールダウンしてもらう
(全体に水をかけることはやめる、逆に放熱できなくなる)
長く熱そうな体勢が続くようなら、家にすぐに戻ってあげる
据え回しも夜から初めて徐々に慣らしてあげると良いだろう