フクロウのアンクレット交換 革 アンクレットの種類 ハトメ など
今回はアンクレットについて書いていきたいと思う
前回は自分でメンテナンスを行うことについて記事を書いた
フクロウのクチバシや爪のメンテナンス 自分でやることのメリットデメリット - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜
<革の違い>
フクロウ(猛禽類)に使われるアンクレットの革として多いものが
牛革 カンガルー革 鹿革 馬革
それぞれの革の性質の違いはググったら詳しく出るが
牛革は硬くなりやすい
カンガルー革は長持ちで足に馴染みやすい
鹿革、馬革は柔らかい
という違いを聞いたことがある
<革のなめし方の違い>
一般的に革は植物由来のタンニンか、金属成分のあるクロムで鞣されている
・渋鞣し(ベジタブルタンニン鞣し)
渋鞣しは古くから伝わる伝統的な鞣し方で、植物樹皮から抽出した渋液(タンニン)で鞣す方法
・クロム鞣し
金属 Cr を使用
革製品には3価クロムが使われており、毒性はない
人間の必須元素の一つだそうだ
<アンクレットの種類>
名前が違うかも知れないが、、、
・洋式アンクレット(ハトメタイプ イルメリイ方式)
一般的にこのアンクレットが多い
両端に穴を開けて足に巻いて最後に穴を両面ハトメで止める
保定しながらグッとハトメパンチで閉めなくてはいけない
・着脱式アンクレット
革に切れ込みを入れて通す
足に負担がかかりにくいとも言われている
<ハトメの種類>
・アルミ製
比較的アレルギーが起こりにくい金属
やわらかく変形しやすいため、大型は気をつけた方が良い
・真鍮製
真鍮とは、銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金
5円玉の原料
金属アレルギーを起こす可能性がある
(銅イオン、亜鉛イオンはアレルギーになりやすい物質である)
毒性は特にないらしい
・ステンレス
鉄 丈夫で錆びにくい 大型にはおすすめ
10mm以上のものしか見つけられないので、あもふぐには使えない
<私のが今採用しているアンクレット>
◯革
私は、牛革のタンニン鞣し ナチュラル 1mmを選んだ
ふぐちゃんは水浴びをし、あもちゃんもよく霧吹きで水浴びさせるので、足元が濡れやすい
染色された革だと色移りしやすいので、ナチュラルを選んだ
タンニン鞣、植物性の方が口に含んだ時安全かなぁって思った
クロムも毒性はなく、人間では必須アミノ酸なので問題ないかもしれないが、一応、、、
牛革、水に濡れると硬くなりやすいと言われているが、むしろ硬くなるまで使用せず2ヶ月に1回は交換するので、あまり支障はない
革についてはまだこれが正解かわからない
1枚で何個も出来ちゃうので無くなるまでこれは使うけど次回は別の革を使ってみようかな
◯アンクレット
着脱式アンクレットを使用
足に負担がかかりにくいという部分に惹かれた
ハトメパンチが苦手で、洋式アンクレットをつけた際、ハトメが歪み、付け直しということを何度かやってしまったが、こちらは保定して装着するだけなので私には簡単
ハトメ
アルミ、真鍮を使用
本当はステンレスがいいが、10mm以上のものしか見たことがない
あもふぐとも、5mmハトメを使用している
失敗談
革には伸びやすい方向がある
作成時は大丈夫そうだったのに実際につけると
噛んで伸ばしたり繋留中に引っ張られて伸びたりと
ビヨンビヨンになってしまった
伸縮性を確認して作らないといけないなぁってわかった
アンクレットは靴と同じで、キツすぎると締め付けられ鬱血
緩すぎると靴擦れのように足の毛が剥げたり場合によっては傷つく
ちょうど良い緩くならない長さが良い
それを研究中
フクロウのアンクレットとジェス交換について〜アフリカオオコノハズク オナガフクロウ〜whitefacedscopsowl northernhawkowl
アンクレット作成時に必要なもの 一例
さらに100均でカッターマットを購入して使用
5mmのアルミハトメ付きを紹介
このツールがあれば、先っぽの交換コマを変えたら、8mmや10mmに変えられる
4.5mmまでの穴を開け可能だが5mmのハトメも通るからこれ一個で対応
革ジェス作りにも活躍中!
たまたま家にあったハサミだが(ポンポン用) すごく切りやすい
次回はジェスの話!
フクロウのジェスについて 革ジェス 編み込みジェス ロープジェス 革を使うことのメリットを語る - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜