今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウの健康診断 2022年 ふぐちゃん 貧血、肝機能障害疑い

2022年、ふぐちゃんの健診
春行った時にできなかった血液検査を行った。



血液検査前回行ったのは2021年3月
フクロウの健康診断 2021年 ふぐちゃん〜尿酸値と翼のことについて〜 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


年に1回は行う健診、
身体検査、便検査、血液検査を行っている。


身体検査では、ふぐちゃんが執拗に羽根を噛んでいることを指摘された。
今年の2月に左の羽根3枚が折れてしまい、その後換羽もこず短いまま。
左の羽根に噛み跡があると言われた。


血液検査の結果はこちら


・腎機能
リンと尿酸の値を見るとどちらもかなり下がっている。
尿酸 16.3→4.9
リン 6.6→0.8
食事の時間に左右される値。しっかり24時間以上空腹にさせて測った。前回が高かったのでひとまず安心。腎機能障害は否定できそうだ。
逆にかなり低くなりすぎたので心配だけど特に指摘なし。
参考値  尿酸値(8-14) リン(0.5-8.2)


・貧血の疑い
血液の濃度
46%→38%
40%を切ると貧血を疑い、薬の投与を検討するようだが、先生の見立てでは、35%切るまでは薬は使用はしないらしい。今までの経験的に薬を使って上げようと試みたがなかなか上がらない鳥が多いらしい。
今のところ貧血症状は見られないため経過観察となった。聞くのは忘れたが、ふぐちゃんの水の飲み過ぎで薄まってる可能性もあるかもしれない。


・肝機能障害疑い
AST(GOT)の値を313→643
2倍になっているのでびっくりしたが、CPKが387→482 と上がっていることから、筋肉から出たものも含まれている可能性があると言われた。
暴れたりすることで簡単に数値が上がってしまうそうだ。採血前に身体検査なども行っているので、バタバタ暴れたからASTが高くなった可能性がある。次回からはまず採血を行ってから身体検査を行おうということになった。


http://www.tokyo-med.ac.jp/clinlab/pdf/chemi1.pdf



肝臓機能については一番懸念していた。
特に、この夏ふぐちゃんは吐き戻しが続いて体重が激減したので、内臓機能が弱っている可能性があったからだ。
フクロウの吐き戻し 未消化 下痢③ まとめ 基本に立ち戻ることの大切さ - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


AST値が高い理由として、病院までの移動時どれくらいキャリーバッグの中で暴れたかでも影響が出るのかなと思う。
毎回キャリーバッグに入ったばかりの時はよく暴れ、背負って歩くとだんだん落ち着いてくる。
病院へ行く際は、少し予定より早めに到着して、落ち着かせる時間も必要だろう。



この病院の先生は、数値だけを見てすぐに薬を使おうとならないところが好きだ。
常識の範囲内の異常値ならば、様子見となる。
まだ2回しか検査を行っていないので今後どうなるかはわからない。
少し不安は持ちつつ、状態に変化がないか観察していこうと思う。


自分で羽根を噛む行為について、なんらかのストレスが原因だと考えている。前々から気になっていた、ふぐちゃんの足のハゲもアンクレットを執拗に噛むから擦れたのだと思っているが、もしかしたら自分で抜いている可能性もある。
9月上旬から、アンクレットを外して、ゲージでの生活を始めた。
換羽などのタイミングもあるのですぐに生えるものではないだろうが、左側の羽根、足の羽根が綺麗に生えてモフモフになれば良いなと思っている。
繋留飼育からゲージ飼育へ切り替えたわけだが、そのことについてはまた改めて記事にしたいと思う。
繋留からゲージへの切り替えは苦戦も心配事もたくさんあるし、今もこのままでいいのか悩んでいる。



7末から少しずつ古い羽根は抜けている。特に軸部分が抜けているので換羽が期待できる。様子を見ていきたい。


抜けた羽根の軸で遊ぶあもふぐ


あもちゃんの最新の血液検査はこちら
フクロウの健康診断 2022年 あもちゃん 背寝 尿酸値 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

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