今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウ ゲージ飼育について

ふぐちゃんのアンクレットを外し、ゲージ飼育に切り替えて3ヶ月。


今回、アンクレットを外してゲージ飼育に切り替えたのは、ふぐちゃんの足の羽根が抜けて禿げてしまっていること、執拗にアンクレットを噛んでしまっていることが気になってきたからだ。
過去のお迎えしたての写真と見比べても足のハゲが目立つ。
私のつけたアンクレットが問題だったかもしれない(伸びやすく、摩擦を与えやすい)。
他のオナガフクロウを見るときちんと足も羽根が生えている。
足のハゲを見ると、可哀想に思えて、申し訳なくなってきた。
試しにアンクレットを外しゲージ飼育に切り替えた。




今回選んだゲージというか小屋は犬小屋



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フクロウのゲージ飼育を薦めているフクロウショップとして有名なところは、八王子にあるugglaさん
フクロウ専門店うっぐら|東京都八王子市|Owl shop uggla


ここでは大型から小型に対応したフクロウゲージを販売している。
小型は50cm四方のサイズ、中型は60cm四方、(高さのみどちらも2cm大きい)で作られている。
おそらく大型がサイズに合わせて特注で作っている。
このサイズ感で言うと、私が使用しているものは幅が10cmほど小さいことになる。


もしゲージ内飼育が合わない場合、すぐに繋留飼育に戻しても良いように、安さ重視で購入を決めた。
サイズ的には少し小さめ(10cm小さい)


このゲージの良い点は、全てが木で作られており、それぞれのパーツはネジなどの金属を使用しておらず、組み立てが簡単なところだ。
ものの2分で解体、水でしっかり拭いて、乾燥させて再度組み立てることができ、お掃除簡単だ。


屋根の1箇所を、半透明のチェアマットを切って取り付けている。厚みはあるので、頭突きしても破れたり取れたりすることはない。アクリル板も考えたが、加工しやすいのはこちらの方だし、透明でない分、外が見えにくいので、ここからでようとはしないのでは?っと思った。光はしっかり取り込めるので、概日リズムは崩れそうにない。


<ゲージに慣れさせるために>
ゲージ飼育をに切り替える前に、2、3日小屋を置いて、小屋の存在に気づかせた。その後、1日10分、1時間、夜寝て居る間、日中、と徐々に小屋にいる時間を延ばしていった。特にオナガフクロウのふぐは、昼行性ということもあり、比較的夜は動きが少ない。


ゲージ飼育に切り替えて気になった点は、やはり出たがるところ。頭突きをするかのように出ようと暴れるため、羽根も傷むし、頭をぶつけて神経系に支障が出るのではないかと心配だった。
ただ、小屋の中で暴れることは減ってきた。明け方、私がいつも起きる時間帯に、暴れている音がする。また、同室に人がいる気配がすると暴れる。これは繋留飼育の時も同様だった。同じタイミングでバサバサ羽根を動かして飛び立とうとするのだ。


正直、仕方がないのかなと思っている。どの鳥も、ゲージという空間は好きでなく、ゲージを出て飛び回りたいのだろう。少しでもゲージにいる間大人しくしてもらうために、習慣づけることが大切なのかなと思った。入っている間は暴れても出ることはできない、人が家にいる気配がない時は外に出ることができないと覚えさせる。また、小屋の中でご褒美がもらえるというのも習慣作りにピッタリだと思った。最初の頃は小屋に入れてからコオロギなどをあげたりした。


<ゲージ内の換気>
穴の小さな密閉空間なので、空気がこもりやすい。この中に水入れを入れて、その上で暴れると小屋の中が水浸しになって湿度もこもってしまう。少しでもと、夏場は扇風機の風が入るようにしている。



<掃除が楽になった?>
小屋の中に、脂粉やら糞やらが溜まり、外に粉が散らばらないので小屋の中を掃除するだけで済むのは良い。解体もしやすいのでそれぞれのパーツを外して拭いて乾燥させることもできる。ただ、少し木が脆くて、傷見やすい。



<身体がうんこまみれに…>
ゲージ内で出せ出せと暴れることで羽根に糞がついたりすることも…。
特に明け方と、私が帰宅するであろう時間帯に暴れる
ふぐちゃんは紙を噛みちぎる癖もあるため、ペットシーツを小屋の中に入れることは危険である。


<あもちゃんにも使用中>
あもちゃんとふぐちゃんは仲が悪い。
特にふぐちゃんがあもちゃんを一度襲いかけたことがあるので同時放鳥が難しい。
今までは別々の部屋で放鳥などしていたが、今はどちらかに小屋にいてもらうようにしている。


<ゲージ飼育 繋留飼育 一長一短>
ゲージ飼育でよく言われるのは、羽根が擦れること。
ある程度の広さもあり、羽繕いなどに支障がない広さであれば良い。ただ、小屋から出たがってバタつく時に擦れることはやはりある。
繋留飼育は、羽根の擦れ方という点では、足はハゲになることはあっても翼や尾羽は綺麗な状態を保ちやすい。足に何かをつけること自体が嫌という考えで繋留飼育を避ける方もいる。


どっちも、羽根を傷める可能性は十分にある。
一部屋与えるが1番の理想系だなって結論は出てるけど、そんな余裕ないよぉ…



ゲージ飼育に切り替えて
まだ足の羽根が生えてきてないので、目標は達成できてはいないが、せめて足に何もついてない分ストレスが軽減していたらいいなぁと思う。



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