今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

鳥!驚異の知能 〜鳥についての本〜

鳥!驚異の知能



鳥を讃えている本。
鳥を鳥頭なんて言って馬鹿にするな!
こんなにすごいんだよ!っと序盤から始まる。


この本を読みながら改めて鳥類の理にかなった身体や脳の作りに目を向けるようになった。


「渡り鳥ほど脳が小さい。 
移動の多い鳥にとって多くのエネルギーを必要とし発達が緩慢な脳はコストが高すぎる。」


人間だったら過去の経験を応用して何かに取り組むことが必要だったりするが
鳥、特に渡り鳥は毎年のように移動し新たな場所で適応する必要がある。
今まで住んでいた場所で得た情報を次の場所で利用できるとは限らない。
脳に組み込まれた生得的な行動の方が楽であるということだ。
本能で生きているとも言える。



「鳥は新皮質を持たない(人間でいう脳のシワのある部分、一般的に高度な知的作業を行う領域と考えられている) だから賢くないと考える人間」


脳が小さいから、新皮質がないからと言って知能がないというわけではない。
脳に関する解明は人間の脳と鳥の脳をそのまま当てはめて考えるのは良くないなと感じた。
この本では、人間の立場から人間と比べて鳥頭をバカにするのではなく、鳥の目線からこの世界の環境に合った素晴らしい行動を称賛しようという趣旨がある。


鳥の順応性はすごいと思う。
刷り込みのような学習法を鳥類に与えているのも意味があると思う。


この本のシリーズ ブルーバックス
講談社が出版、自然科学の話題が多い新書
色々巻末の紹介で面白そうな本があったので読んで行きたいと思った。


鳥類の行動を結構教えてくれるのがeテレのダーウィンが来た。
前回おしどり夫婦の特集があったがおしどり夫婦がおしどりでいるのは雛が誕生するまでそれ以降は暇そうに雄が水辺にたむろしてる姿がなんだか可笑しかった。


あもちゃんの行動で気になること
何故布が好きなんだ!!!
布をなんだと思ってるんだ!
何故ついばんでるんだ!




読書ばかりで野鳥観察などしたことがない。
そろそろ出不精直してお出かけしようか。
暖かくなってきたしね。




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