アフリカオオコノハズク まーくん お迎え1ヶ月 白内障で目が見えない高齢フクロウとの生活
アフリカオオコノハズクまーくんは白内障を持った高齢のフクロウです。
動き回らず日々寝ている。
まーくんの存在に神秘さを感じる日々です。
まーくんと生活して1ヶ月経過、気づいたことをまとめます。
<寝て羽繕いして食う>
まーくんをお店でずっとみてきたのですが、いつも目を瞑って寝ている印象を持っていました。
おばあちゃんだし体力も無くなってずっと眠ってるのかなぁと思っていました。
家で一緒に生活を初めてからも、ずっと場所を移動せず寝てることが多いです。
時々羽繕いもしています。
ちょうど換羽期ということで沢山の粉を生成しています。
食欲はよくあります。
ご飯準備中、台所に立ってうずらを捌いてる時、その音に気づいたのかソワソワします。
その後まーくんの側に行くと、口をパクパクさせて身を乗り出してきます。
とても可愛いです。
体重は空腹時220g前後。
昔は300gまで体重が増えたことがあるそうです。
おそらく動かなくなってかなり筋力も落ちてることでしょう。
足があもより細いです。
<寝る時頭が上に向いちゃう>
まーくんは爆睡する時、背寝でもなく頭が上を向いてしまいます。
憶測ですが、頭を支える筋力が衰え、寝ている時上を向いちゃうのでしょうか。
うーん、人間だと力が抜けると頭はガクッと下がるけど。
わからんです。
謎は多いけど、無防備な寝方が可愛いです。
<アンクレット無し生活>
お迎え後5日くらい様子を見て、アンクレットなしでも良さそうだなと思い取りました。
飼い主が寝る時と、家に居らず留守番している時はケージの中で過ごしてもらっています。
ケージ内でも暴れることはありません。
ケージは少し狭いけどキャリーケースです。
家にいる時は外の止まり木に止まってもらいます。
あもを襲いに行ったり、逆にあもから襲いに行くこともないので平和に過ごしています。
時々飛ぼうとします。
実際に飛んだことがありますが、目が見えないため着地が下手です。
3、4mくらいは飛んでいました。
なるべく驚かさないようにして、飛ばせない様にして暮らしています。
飛ぼうとそわそわする時は床近くの低い止まり木に移動させます。
3週間目であまり飛ばなくなりました。
お迎え2週間立ったあたりから、家に帰るとケージの中でソワソワする様になりました。
おそらく私がきたら外に出られると気づいているようです。
外の止まり木に運んであげると、ソワソワして、床に降りて歩き出します。
まーくんは家の中を把握したいのでしょうか。
その後飽きて寝始めます。
朝も同じく私がリビングに上がると、ホーっと鳴きながらそわそわします。
<まーくんの力>
おばあちゃんだし、あまり無理はさせたくないと思っています。
ただ、結構力強いです。
メンテ時、保定する際、ジタバタしますがかなり力強いです。
まーくんを病院へ連れて行くべきか迷っています。
高齢だし、電車を乗り継いでの移動や、血液検査は体力を消耗させるので避けた方がいいのかなと。
もう少し様子を見ようと思います。
<ため糞しがち>
アフコノ全般その傾向が強いように感じますが、メスだからなのかわからないですが、糞をあまり出しません。
一回量が多くて、あまり良い糞とは言えない形状です。
休日等家にいる時は出してもらうように促します。
水を飲ませると高確率で出すので、その戦法で行なっています。
おばあちゃんなので身体の中の臓器の様子がどうなっているのか気になります。
腎臓に負担をかけないように、食生活等気をつけていこうと思います。
<心がけていること>
白内障持ちで周りが何も見えていないと思います。
何かをする時は声をかけてから行うようにしています。
名前をたくさん呼んであげています。
自分の名前はしっかりと把握しているようです。
生活音についてはさほど気にしていない様子です。
驚かせてパニックにならないように、気をつけています。
<まーくんに触れる時の方法>
目が見えないのでまず声かけをして
指を噛ませて、撫でるという流れです。
移動させる時は声をかけて指の上にのせます。
でもまぁあまり撫でることはしないです。
そっと寝てるのを見てることが多いです。
まーくんは飼育に関してはほとんど手間がかからないです。
強いて言うなら脂粉が増えたのでちょっと掃除が大変になったくらいです。
つくもは飛べず床を歩き回る。
まーくんは移動せず石像のよう。
あもは活発に飛び回る。
時が経つともしかしたらまーくんの活動量が増えるかもしれないし、つくもも羽根が生え替わり飛べる様になるでしょう。
ちょっとした変化に早く気づける様に。
バランスの良い関係性が築ける様、
3羽を見守り育てたいと思います。
高齢鳥を飼育されている富士花鳥園に行きたい熱が沸々としています。