今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウを迎えるか決める際の心構え (フクロウ飼育初心者)

ペットをお迎えする人の中には、衝動的な欲求で迎えた方も多いと思う
私自身フクロウに出会ってから1ヶ月半後にあもちゃんをお迎えした(お迎えを決めたのはもっと早い)
フクロウカフェに行くまでフクロウのことを全く知らず、飼い方もわからなかった
出来るだけ多くの本を読み勉強したけど、迎えてから得た知識の方が多かった


今回は、お迎え前の心構えや、お迎えを決めるべきかどうか悩んでいる方へ、私が感じてることを書く
1年ちょっとしかフクロウを知らない自分が偉そうに書くべきではないけれど
今まで様々なフクロウ飼育者の話を聞く中で感じたことをまとめる


①衝動で購入しない
どれくらいの日数熟考する必要があるかはわからないけど
飼育を決めるのであれば、最低限の情報を入手してからにしたい
ググるだけじゃなく、本も結構売られているので何冊か読むべきだと思う
フクロウ飼育初心者① おすすめ本 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜
そして疑問があれば購入先のショップの方に聞く(どの店で買うかも重要になってくる メンテナンスなど色んなことでお世話になるので)


フクロウ飼育初心者がレプタイルズでフクロウを購入するのは危険だと思う
(しっかりと調べた上で、安いからこのタイミングでっと思って決めるのはありかもしれない 状態が良いフクロウかは補償できないが)
以前から多いロスト情報も、メンフクロウが多いのは、フクロウの種類の中でも安いため、より衝動的に飼いやすいから、情報もないまま飼ってるのではないか??なんて考えてしまう(もちろん他の種類のロストも多いが)
ショップ側もどこまで説明しているのか疑問である


②必ずしも若い時から育てることが良いとは限らない 
フクロウの慣れ方は犬や猫と違う(犬も猫も飼ったことがないので知らないが)
まずは、人間そのものに慣れることが大事なのかなと思う
個性もあるので、若い時から育てても慣れない子もいるかもしれないし、
どこに行ってもすぐになじむ子もいるだろう
若いフクロウほど、免疫力が低く体調を崩すと生き延びにくいのかなと感じる
個人的には1-2歳くらいの子を迎えると割と丈夫なのではないかなと思っている
もちろん確証はないし、何らかの疾患を持ってる可能性もあるが、、、運の問題


お迎えしてからやむを得なく飼えなくなってしまい、
里親を探したり、ショップに買い取ってもらわれるフクロウ達がいることをご存じだろうか
時々、鳥のいるカフェでも掲載されている
販売中の子たち | 鳥のいるカフェ
他、
エキゾチックアニマル 鷹の庵 @南流山 - エキゾチックアニマル 鷹の庵
買取・引取り希望フォーム - 猛禽屋
やむを得ずふくろうを手放さなくてはならない時・・・
フクロウ茶房
などなど 
おそらく、生体販売しているフクロウカフェに問い合わせたらそれぞれ買取などやっているだろう


我が家のアフリカオオコノハズクのあもちゃんは里親としてお迎えした
横浜|ふくろうカフェ福来楼 本牧店 
2歳でお迎えしたあもちゃん、一緒に生活して1年しかたっていないが元気だなと思う
フクロウカフェに1年いたこともあり、人慣れはしており、環境適応能力も長けた子だ
この店では時々、家で面倒を見られなくなったフクロウを引き取り、里親を募集している
今年も何羽かそういう猛禽類達がいた
1日でも早く素敵な飼い主さんに出会えるように祈っている



③死んでしまうときのことを想像してみる
死ぬ可能性のある事まで考えて飼うことを決められるか、、
フクロウお迎え時、一緒に生活することを想像するばかりで、死について考えることはなかった
これから10年以上一緒に生活していくんだと様々なことを想像するばかり
オナガフクロウのエコちゃんが生後6か月20日で亡くなってしまった
これから先20年一緒にいられると思ったのに、、、、
迎える前から非常に飼育しにくい種類であることは聞いていた
注意すべきことも色々と教えてもらっていた
想像していない結末だった
精神的ショックがかなり大きい 
多分、、どの飼い主さんも死は想像しきれないことだと思う、、
何年生きた個体でも、亡くなってしまった時の悲しみは、想像を絶することだろう
それでも飼えるかどうか



④迎えないという選択も大事
全てを考えた上で、迎えない決断をすること
自分の家庭環境、経済力、協力者の有無、失った時の悲しみ などすべてを考えた上での決断


日本にはフクロウカフェがある
フクロウカフェの中に自分の推しフクロウを見つけて
定期的に会いに行くことも素敵なこと
自分で飼育するより、経済的だし、不安も少ない 
そういうスタンスでフクロウカフェをしているのが ラパーチェさん
Rapace|フクロウとふれあえるお店 (ラパーチェ)
沢山の常連さんがおり、フクロウ飼育者からも厚い信頼が寄せられるフクロウカフェである


他、首都圏には沢山のフクロウカフェがある
今後、このブログで紹介していきたいと思っている
また、全国各地にフクロウカフェはあるので行ってみたい



エコちゃんが亡くなってから7日経過した
今日は初七日にあたる


亡くなったことへの悲しみ
治療が上手くいかなかったことへの怒り
最善を尽くせていなかったかもしれないという罪悪感
一緒に生活していけたことへの感謝の気持ち
また一緒に生活したいという希望
感情がぐるぐると巡る(罪悪感がかなり大きい)


エコちゃんを失って、もう二度と簡単にフクロウ飼いなよって人に勧めることはしないと心に決めた
フクロウ仲間が増えることは嬉しいけど、無責任な発言だと思った
フクロウに限らず、犬、猫など生き物全て、軽い気持ちで飼ってはならない


短い時間しかエコちゃんと共に生活できず、失ってしまい本当に悲しい
この苦しみをこれから何度も繰り返すのかと想像すると胸が痛い
でも同時に、フクロウと生活したいと思う自分がいる


フクロウ沼からまだまだ抜け出せない
フクロウの存在が私の活動の源になっている
これから先、あもちゃんが健康で幸せな生活が送れるように1日1日を大事にしていく
これからも全国のフクロウカフェに行ったり、SNS等で様々な情報を集めていく
そしていつかまた、オナガフクロウと一緒に生活できるように勉強していく
(切り替えが早いというよりも、この目標を持っていないと、気持ちが沈んでしまう)


記録することと文章を書くことが好きな私は、このブログに書いていくことが活力となっている
色々な考えや思い、感情をまとめる良い機会となった
まだまだ書き切れていないが、ひとまずこれで終わりとする


これからも、あもちゃんとの生活や、趣味のフクロウカフェ巡りのことなど書いていきたい


2020/10/4 初対面の時の写真



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