今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウの病気 呼吸器疾患5〜今後の予防〜

身の回りに潜む危険性について、考える機会となった
まず、今回の呼吸器疾患について今後気を付けていきたいことをまとめた


・細菌に対して
病院では誤嚥性肺炎ではないかと言われたが、もしかしたら水を飲んでもらうために霧吹きを使っていることがエコちゃんにはよくなかったかも?勢いが強かった??口開けない子だったし鼻から気管に入るとかあるのかな、、 
症状が出る前の食生活など振り返ったが、大きい肉が良くなかったの?唾液が逆流して気管に入っちゃったかしら??
換羽期も入り、寒くなって、免疫力が低下していただろう
室温、低かったかしら、、、?
想像が尽きない
上記思いつくことは改善して、今後あもちゃんの飼育では改善することにする


・真菌に対して
湿度が高いとカビが生えやすいことは誰でも知っているだろう
冬場でもたとえ湿度が低くても、結露した場所などはカビ菌が増殖することがある
定期的に窓部分を確認してしっかり掃除がすることが大事だろう
空気の入れ替えが大切
冬場でも定期的に空気を入れ替えする
コロナ渦でかなり意識してる方も多いと思うが
家の中だと油断してしまいがちなので気をつけようと思う


足の件で、3週間お風呂場で生活してもらっていた
症状が出るちょうど1ヶ月前の11/14にアンクレットを再装着して繋留生活再開となった
1ヶ月前に吸った風呂場のカビが原因だったら、、っと想像すると、迎えてから全てのことに対して後悔ばかり残る
アンクレットを切った際、風呂場ではなくてキャリーバッグ内にいてもらっていたら、、、アンクレットを取らなければ、、、そもそも止まり木の人工芝を変えていたら、、、、
悪循環に陥ってたのかも
全ては無知のせい 


また、真菌は猛禽類が食べる餌にも含まれている可能性もあるとか
特に体を覆う毛や皮などに潜んでる
これまた運の問題になってしまう
気になるので良く洗い、皮を剥いだりしていく


・ウイルスについて
鳥は人間が感染するような風邪ウイルスへの感染は少ないと聞く
ただ、自分自身の風邪予防のためにも今後も手洗い・うがいは欠かせない
コロナウイルス感染の心配もあるので、帰宅後フクロウに触れる前はよく注意する
鳥インフルエンザに関しては、野鳥との接点が少ないので感染する可能性は低いが、
野外で鷹狩をやっている方は気を付けたほうがいいと聞く
(特に感染した野鳥を食べてしまったら大変だ)
空気感染はなく、接触感染が主と聞くため、野外から持ち込んだりしないよう注意する必要がある



その他気を付けたいこと
〇環境整備

フクロウが怪我するのは、人間が原因であることが多いと思う
身の回りに危険がないか確認すること
繋留中の環境も大事だし、放鳥した時、誤飲しそうなものがないか、止まり木は大丈夫かなど確認することも大事
止まり木の衛生面も気をつけること


〇食事
マウスのあげすぎで脂肪肝になるというのは死後解剖などで知られているが、
他にどのような食生活をしたら内臓に負荷がかからないのかはあまりはっきりと情報がないのでわからない、、
手探りで食生活を見直すことしかできない
定期的な健診(血液検査)で内臓の状態が少しわかるかと
虫にはリンが多い、ヒヨコの卵黄は栄養価は高いけどコレステロールが高くなりやすい、うずらは物によっては病原菌を持っておりうずら中毒になりやすいからできるだけ引退直前のうずらでなくて質の良いうずらを提供してくれる業者から購入するなど、それぞれの食材の特徴を理解したうえで自分で調整する必要があると思う
あと、1番多い食中毒 
細菌性、ウイルス性、真菌性他色々
さまざまな要因を含む
新鮮なものをあげるに尽きるが、たまたま当たるという可能性もなきにしもあらず、、、、
運って本当怖い
食べ過ぎも注意!
内臓系に負担がかかることがある



他まだまだできることはあるだろう
あもちゃんが今も元気に生きている
そして今後、もしかしたらまた新たな出会いがあるかも知れない
同じようなことを繰り返さないようにまだまだ勉強していく


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