今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

ふぐちゃん オナガフクロウお迎え経緯


2021年3月15日にならまち保護どうぶつ園のバードスタッフだったオナガフクロウのフグちゃんをお迎えした。



ならまち保護どうぶつ園にオナガフクロウがいることはSNSで見て知っており、以前から会いたかった。
3月中旬たまたま、スカイコインが期限間近だったため、片道の航空券を購入し関西へ行った。


お店に遊びにいった日のこと、丸いシルエットのフグちゃんがそこにいた。
とても可愛い。
オナガフクロウの神経質な性格を気にしてか触れ合い禁止だったのが少し残念。
じっと見ていた。


そろそろ帰ろうとお店を出ようとした時、店長さんが居たので話しかけてみた。
SNSに生体販売もしていることと書いてあったので聞いてみたらオナガフクロウのフグちゃんも販売個体らしかった。
事情を聞くと店舗の移転で規模を縮小するため個体数を減らす方針のようだ。
お迎え先を探すようになったのは今週からだったそうだ。


閉店は非常に悲しいことだけど私にとっては都合が良すぎるお話。
こんなタイミングで、、、お迎え可能なオナガフクロウがここにいいる、、、良いのだろうか??
すごく興奮してしまった。
すぐに夫に連絡した。
気持ちを抑えなくちゃと思い、とりあえずこの件はお持ち帰りして、3月末までに結論を出し、決断したら迎えにいくつもりだった。
しかし夫に話すと、いい縁だから迎えなよ、また奈良まで行く方が大変だからと背中を押された。
そして、今回の旅でのお迎えが決まった。



お店から家まで約4時間の移動。
フグちゃんにとって約5年間生活していた場所から移動し、急に環境が変わる。
色んなストレスを与えてしまうことになる。
我が家に来て幸せにできるだろうか?
が迎えなかったら、いずれは別の方がお迎えすることになるだろう。
悔しい思いをするぐらいなら、早すぎだとしても我が家に来てもらおうと決心した。


お迎え当日、事前にアンクレット交換などしていただき、しっかりと目隠しされたキャリーケースに入れられていた。
フグちゃんの性格や、普段食べてる餌の種類や量なども聞いた。
羽根が一部短いことも聞いた(暴れて羽根が折れてしまったそうだ)。


キャリーケースを持って店を出て電車に乗る。
奈良から横浜、、、気を張って移動。
膝の上にキャリーケースを抱え空気穴からフグちゃんの様子を観察した。
時々黄色い目が隙間から見えて、よかった、ちゃんと生きてるっと安心した。
新幹線に乗って1時間経過したあたりから急にキャリーケースの中に敷いてある紙をビリビリ破り初めた。
10分後、飽きたのか破ることをやめてじっとしてた。


お店を出て4時間後、家に到着した。
キャリーケースの扉を開けるが緊張してるみたいなので無理に出さず様子を見た。
少し経ち、グローブをはめて手を前に持っていくと自ら腕に乗ったのでそのまま外に出した。
キョロキョロと不思議そうにあたりをみまわしていた。
店長さんからお水が大好きだから飲ませると良いと聞いたので飲んでもらった。



ふぐちゃんお迎え初日〜オナガフクロウ〜


ならまち保護どうぶつ園は昨日(4/4)最終日となり閉店した。
聞くところによると他の子達も着々とお迎え先が決まっていったようだ。
皆、良い飼い主さんと幸せに暮らしていきますように。
そしてお店に残った動物達も、これから環境が変わってしまうけれどたくさんの方々に愛されますように。


×

非ログインユーザーとして返信する