ふくろうたちの家〜フクロウの本〜
ふくろうたちの家
キャサリン・マッキーバー
カナダ フクロウ·リハビリテーション研究財団を創立した作者は負傷したり産まれたてのフクロウを引き取り育て自然に返せるような取り組みをしている。
その中で大切な存在は 里親 と呼ばれるフクロウたち。
雛鳥がフクロウを同種と思い自然界に帰りやすくなるにはフクロウのママやパパがいなくてはならない。
フクロウが無精卵を産んで大事に温めることや
我が子のように大事にひな鳥を抱えて餌をあげる様子などが文章を読んでいて伝わってくる。
小学生高学年向きの文体で読みやすい。
挿絵も美しくフクロウの特徴を捉えている。
鳥の本能は面白い。雛を見ると世話したくなる。
雛自身が持つ声や仕草、見た目がそうさせるのか。
心温まる、時にクスッと笑えるお話がたくさんあるので是非読んで欲しい本。
恐らくあまり販売されてないので図書館で借りて読むことをオススメする。
今日は寒い。
雪もちらついている。
今日もあもちゃんは空を眺めている。
(こう書くと聞こえがいいがどっちかというと近隣の家を監視しているようにしか見えない)