今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

警戒心~オナガフクロウの飼育について~

エコちゃんは警戒心が強い。
神経質だからか、近づくたび細くなりじっとこちらをみる。


エコちゃんと仲良くなろうということで毎晩据えを行っている。
大体1時間据えている。
最長は3時間!
時々据えしながら眠たそうにするけど基本的に警戒が解けていないからか、起きようとしている。
寝落ち時のエコちゃんは時々瞳孔が収縮する。
とても怖い、、、、

ちなみに据え中はずっとテレビをみている。
Netflixで映画一本見れるくらいだ。
片手が塞がってるのでお菓子を食べることが減ったというメリットが!

寝落ち〜オナガフクロウ〜



日本国内でオナガフクロウを飼育している人は少ない。
SNSにいないだけかもしれないけど、、、、
色々わからないことだらけだ。
全て調べたわけではないけど定期的にオナガフクロウを輸入している店は3つかな??


・猛禽屋(茨城県) 系列の店
 フクロウの巣カフェ(東京都上野)
 名古屋、広島、九州など系列のフクロウカフェはあるので取り寄せ可能かと
 私は猛禽屋から迎えた(地元のフクロウカフェを1度介した)
・鳥のいるカフェ(東京都)
・OWLWAN(大阪) 


それぞれの店でオナガフクロウの飼育環境などについて聞いた。


茨城県にある猛禽屋では基本的に外に繋留している猛禽が多い。
夏や冬関係なく外。
日よけなどはされている。
日本の夏、オナガフクロウにとって過酷ではないかと思っていたが、1年以上外にいるツガイのオナガフクロウを実際に見て、環境に適応するもんなんだぁと感じた(でも涼しい方がいい気がする)。


OWLWANでは、現時点で(2020年11月)3羽のオナガフクロウが店舗にいるそうだ。
基本的に国内ブリードがないので、海外から輸入される。
神経質な種類ということで、輸入されてすぐはゲージに入れてアンクレットはつけないそうだ(キンメフクロウも同様)。
海外でブリードされたフクロウは基本的にアンクレットがついてない状態で日本に来ることが多いらしい。
日本に到着したばかりのエコちゃんの写真を見返すと確かにアンクレットがついてなかった。


また、オナガフクロウはアンクレットを気にして噛む個体が多いと言われた。
なるほど、エコちゃんにまるきり当てはまる。


エコちゃんの経過
9月25日 日本に到着しおそらくアンクレット装着
9月30日 横浜のフクロウカフェに移動
10月10日 我が家に迎える 
10月15日 アンクレットがかなり痛んでいたので交換
10月25日 病院で指摘されアンクレットを外し放鳥生活
11月15日 アンクレット再装着
     ・・・・・・現在に至る
目まぐるしく環境が変わっているなぁ。。。。
神経質と言われる個体に対してかなりストレスを与えているなと思いつつ、
強く生きてくれたエコちゃんに感謝の気持ちを持っている。


OWLWANで、迎えて環境が変わった時と、外でのフライト訓練を入れようと体重を絞り始めた時などに体調崩して亡くなるケースがあるということを聞いた。
1つの山であるお迎えについては、ほとんどクリアでいいかな?
フライト訓練、確かにオナガフクロウのポテンシャルを考えるとどんどんやらせたくなるけど。
高まる気持ちを抑えて今は室内での訓練にとどめておこうと思う。
そもそもまだ慣れてないからね。


フクロウ全般、飼育情報が少ない。
花鳥園さん、ぜひ具体的に飼育情報を流して!なんて思ってしまう。
この冬の目標は花鳥園へ行くこと。


あもちゃんお迎え57日目
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