今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウになぜ人は魅せられるのか〜フクロウの本〜



フクロウになぜ人は魅せられるのかーわたしのフクロウ学ー



いろんな角度からフクロウのことが書かれていて勉強になった。


昔の人とフクロウの関係について。
日本人なので日本で見られるフクロウに興味あり特に北海道にいるシマフクロウのことは気になる。
アイヌ人はむかーしむかしシマフクロウの雛を育て成鳥にしたのち儀式で生贄として使用してたらしい。


鳥類の生態についても興味深い。
鳥には何故歯がないのか。
くちばしで噛みきったり千切ったり。
丸呑みすることで食事はできる。
歯があるとその分重くなってしまうので飛行に不利だという。
なるほど


フクロウのことを知れば知るほど神秘的な気持ちになる。
フクロウの動きは実に落ち着いており無駄なことをあまりしない。
木の枝と同化して身を潜め獲物が来るまでそっと待つ
夜行性なのは他の猛禽類と競争を避けるため。
モビング(カラスが天敵であるフクロウを複数羽で威嚇する行為)されてもカラスが引くまでじっと潜めるフクロウもいるという。
無駄なことはしない。
能ある鷹は爪を隠すに匹敵するようなことわざをフクロウにもつけてあげたいなと思った。
ただ私の知るふくろうあもちゃんは
たまに愚かな行動をする(壁にぶつかっていったりとか)
それもまた可愛い。



フクロウの視覚について
夜行性なので色彩を感知しない桿状体が多いためおそらく白黒に見えてるのではないかと。
(別の本ではカラーで見えているとも書かれていた)
家のブラインド部分に向かって飛びだち足場がなくてぶつかって落ちるということを度々繰り返しているのだがおそらく凹凸判断が出来ず行ったのではないだろうか。
割と勢いがあるので怪我しないか不安である。
(家に慣れたら全くしなくなった)



耳の中から眼球の裏側が見えるそうだ。
触る時気をつけようって思った。
アフリカオオコノハズクの場合縁取られた黒い毛のあたりに耳がある。
ソフトに触れていこう。


もっとフクロウのことを知りたい今日この頃。
暖かい部屋であもちゃんと一緒に読書でもしながらゆったりとした年末年始を過ごしたい。
とりあえず初日の今日は母と姉が遊びに来るので楽しもう。
まだあもちゃんのことを伝えてないのでどのような反応をするかが楽しみ。



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