今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウの食事シーン~注意すること~

食事シーンの撮影にはまっている。
特にスロー撮影が面白い。
苦手な方は動画を見ないように。




時々、大きいサイズの餌をあげる。
掴んで、引きちぎりながら食べてもらうことで、野性的でストレス発散になると思うからだ。
期待に反しそのまま一口でバクっと食べてしまうことも多々ある。


フクロウの食事のさせ方は飼い主さんそれぞれいろんな方法がある。
考えた上でその個体に合った方法を見つけているのだろう。
もしかしたら、大きい肉をあげているのを見て、のどに詰まらせたら危険だ~とやらない方もいる。
その通りだと思う。


リスクをよく考えてあげるべきだろう。


大きい肉をあげることのデメリット
・のどに詰まらせる可能性がある
・消化が遅くなり、消化器内にとどまったまま、肉が腐敗する可能性がある
・肉に含まれる骨もそれに合わせて大きいので消化器を傷つける可能性がある(包丁で砕くなど必要かと)
・足で掴むことによって足が汚くなる


リスクを考えると、メリットよりも数が多い
だからやらないという人も多いと思う。
大きい肉をあげた後の注意ポイントとして
・前回の食事後きちんとペリットが出ているか、便の状態が良いか確認する
・食べてる時のどを詰まらせないように見守る
・食後は足をきれいにする
・食後に出てきた糞を観察、ペリットがきちんとでてるか、状態を確認する


オナガフクロウのエコちゃんを迎えた時、ヒヨコやマウスをさばかずにあげたり、
生きた餌をあげようかなと考えていた。
夫に相談したところ、あまりに野性的なことを試しすぎると
あもちゃんを襲いかねないということで挑戦しないことにした。
複数のフクロウを飼っている人がどんな工夫をしているかはわからないけど
あもちゃんエコちゃんを仲良くさせたいなら、エコちゃんを野性的にされるのは良くない気がする。
そう、考えた。


オナガフクロウのふぐちゃん(2021年12月追記)
彼女は大きい肉をあげた時喉をつまらせたことがある。
なので小さくカットする必要がある。
おなじオナガフクロウでも、大きい餌が大丈夫な子と、ダメな子がいる。
消化器官などの構造の違いかわからないが。
個体差があるとよくわかった。



食事シーンは見ていて幸せになる。
一生懸命で、本当においしそうに食べるからだ。
人間がおいしそうに食べている姿も好き。
特に子供とかが
最近一人で食べることが多いため(夫が出張、コロナのために昼飯は一人飯)
おいしい!と言いながら食べる機会が減った。
自分の生活を振り返り、身近な幸福を享受するべきだなと改めて思った。
あもエコの食事シーンをみながらそんなことを考えてしまった。



以下、動画



お肉食べる1〜オナガフクロウ〜



お肉食べる2〜アフリカオオコノハズク〜




お肉食べる3〜オナガフクロウ〜



お肉食べる4〜アフリカオオコノハズク〜


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