オナガフクロウの寿命について〜世界のフクロウ全種図鑑~
世界のフクロウ全種図鑑
フクロウ飼育者のかなりの数の人がこの本を手にしているに違いない。
改めて読んでみると色々な情報が載っていて参考になる。
フクロウの寿命について書かれたこのページ見ていて面白かった。
作者ミッコラハイモさんはフィンランド在住。
オウル大学で研究をしていたそうだ。
私は単純にオウル=フクロウの大学?!なんて勘違いしたがそんなはずなかった。
フィンランドにはオウルという都市があるのだ。
北欧で得られた情報であるから世界的に見て正しいかはわからない。
シマフクロウの野生での寿命は日本国内に記録があるかもしれない。
この表を見て気になったのはオナガフクロウだけが飼育下での寿命が野生下より短いことだ。
飼育下だと10歳?! 野生下では16歳
気になって日本国内にいるオナガフクロウの年齢を調べた。
掛川花鳥園 しっぽなちゃん。
2010年10月の段階で5ヶ月と言うことは今はちょうど10歳!
今年の5月11歳になる!
富士花鳥園 ハクちゃん
2010年11月の記事
飼育下でも10年以上生きてる!
色々探したら、どうやら2010年にイギリスからオナガフクロウの雛が4羽入ったらしい。
掛川花鳥園 富士花鳥園 神戸花鳥園(現 神戸どうぶつ王国) 松江フォーゲルパーク。
富士花鳥園と掛川花鳥園以外ではHPに載っていないのでもしかしたら既に亡くなっているかもしれない。
今、日本にいるオナガフクロウが皆長生きしますように!!!
(もちろん世界のオナガフクロウちゃんの寿命も伸びますように!!!)
他気になったのはスズメフクロウ。
日本国内でも飼育できるフクロウでかなり長生きさせるのが難しいと聞く。
私が出会ったスズメフクロウで長生きしている子はアキバフクロウカフェの海老ちゃん。
6歳近くというようなことを聞いた記憶があるけど、それだったら長寿だなぁ。
生物には寿命がある。
自然界にいる動物たちは、人との共生の中、人工物が原因の事故で亡くなっている個体もいることを忘れてはいけない。
自分一人でできることは微力だけど、様々な活動をしている団体を把握して、寄付などしていけたらいいなと思う(自分に影響力は無いけど発信もできるといいな)。
飼育されている動物たちにおいては、医療が発達して長生きできるようになったらいいなと思う。
1人でも多くの飼育者が正しい知識を身につけて、ペットの長寿を考えて過ごして行けますように。
今もオナガフクロウのエコちゃんのことを色々考えている。
当時、最大の医療を提供できていなかったと思う。
知識不足で良い看護もできていなかった。
後悔が沢山。
私が持ち得る情報ではオナガフクロウは短命で飼育が難しい種であるが
それでも、やはり、また一緒に生活したいなという気持ちが大きく膨らんでいる。