今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウの吐き戻し 未消化 下痢② 経過 対応事項

注意
今回の「吐き戻し」の症状を私は病院へ受診させず、詳しい方に相談するという方法で改善を目指した
「病院に連れて行かない」ことを良くないと思う方もいると思う
今回の対処を真似しようとせず
自分だったらどう対応するだろうかと考えるための事例として読んでいただきたい
病院へ行かないことを推奨しているわけでは決してない


前回の記事
フクロウの吐き戻し 未消化 下痢① 経過 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


「血を洗って小さくカットしたひよこ」
まずはひよこのみを与え続けて消化器が良くなるのを見守った
体重も増やしたいので量は合計35g前後与えた
6月いっぱい、1回15g1日30g超えると吐き戻していたので35gまで上げることは心配だったが一応ペリットはでた
吐き戻すことが1度あったがほとんど消化しており、まとまらない未消化のペリットを吐き出している感じだった
食欲がなくなって一欠片も食べない日も1日あり
胃液が出たり、下痢便が出たりもした
なかなか体重は増えず、体調はあまり良くならなかった
空腹時の体重はさらに175gまで下がった


「ひよことうずら半々」
1週間経過後から、栄養価の高いうずらを足した
まずはひよことうずらを半々で与えた
量はひよこ単体をあげていた時より少し少なめ30g
うずらの腹持ちの良さに感動した
ひよこ単体あげていた時より与ええてる量も少ないのに体重が増えた(187g)
便の調子も良く、下痢便が出ることが減った
それでもかなり良い便とはいえないため、水で血を洗い流したものを食べてもらった
1日32gに増やしたら1週間で200gまで体重が増えた


「うずら対ひよこ 7:3」
さらに1週間経過後、うずらの割合を多めにしてご飯をあげた
32g 7:3  だいたいうずら23gひよこ9g
これを1週間続けるうちに糞の状態も徐々によくなった


卒業!!!


今まで1日35gを越してあげる日が多かったが
夏場のふぐちゃんは約30gで体重が維持できるがわかった
体重も夏場は210g前後で良くて
冬場や換羽が始まった際は220g以上目指す感じかなといった感じ
夏場はひよこを混ぜた食事がふぐちゃんにはあっていることもわかった


(振り返り)
6月の間は1人でずっと試行錯誤していたけど、今回は相談できる相手がおり心強かった
自分だけで抱え込まなくて良いというのは精神的にも大変助かる
毎日食事量と糞の状態を報告した
便の状態の良し悪しから食事量を指定してくれるが、答え合わせのような感じで面白かった
糞の見方、以前はこんなもんかってスルーしてたけど、良い状態悪い状態がよくわかった
今後もしっかりと観察していきたい
ふぐちゃんの回復を一緒に見守ってくれて本当に感謝している
ありがとうございます
ラパーチェさん
Rapace|フクロウとふれあえるお店 (ラパーチェ)


次回の記事は今回の原因や反省点、考えたことなど
フクロウの吐き戻し 未消化 下痢③ まとめ 基本に立ち戻ることの大切さ - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜





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