フクロウの食事過多(過食　食べすぎ)による嘔吐(未消化)について

2020/12/11 09:00

2日間ほど、エコちゃんは未消化の肉片を吐き出すことが続いた。
記録の意味でも具体的に記す。

12月4日夜
ペリットを確認するが、いつものような状態ではなく、肉片の塊がでていた。
266ℊ　うずら＋マウス　19ℊ　

12月5日朝6時
肉片の塊が落ちていた。
うずら肉をあげるも、くわえては落とすを繰り返し、小さくきってあげた。
262ℊ　うずら　16ℊ
(この日は本当はアンクレット交換があったので餌をあげるべきではなかった。
予約時間までだいぶあるので良いかと思っていた。
また、本来な嘔吐した時点でアンクレット交換を中止して様子を見るべきだった。
この時の私は、浅はかな行動をとっていたなと反省。)

12月5日15時頃　肉片嘔吐　アンクレット交換直後

12月5日20時　
うずら肉を口に運ぶが、くわえてもすぐ落とす。
通常便　この日は食事を抜くことにした。
262ℊ　うずら　0ℊ　

12月6日6時
消化の良いヒヨコを混ぜてあげることに。
口に運ぶと飲み込んでくれた。
20gあたりで肉を掴んだままじっとしたので食事終了。
252g　うずら5g　ヒヨコ15g　

12月6日18時
小さいがちゃんとしたペリットが出た。
いつもは大体9時間後にはペリットが出るのだが、今回は12時間後。
消化に時間がかかったのかも。

12月6日20時
直前は緑色の空腹便。
控えめな感じで食べる。
途中落とすようになったのでやめる。
255g うずら10g ひよこ7g

12月7日6時
小さなペリットを確認。
258g うずら17g

その後今日まできちんとしたペリットが続く。
体重はジェスやアンクレット類の重さ大体7gマイナスして記載している。

あもちゃんでもあるが、ご飯を食べたくない時、くわえどくわえどボロボロ落とすことがある。
もしかしてくちばしの挟む力がなくなったのかしらってすごく心配になった。
エコちゃんはよく私の鼻を強く噛むので痛いの覚悟で顔を近づけて噛んでもらって力の具合を見た。
痛かった。

食事をすべて吐いてしまい、体重が減少して心配だったが、
アンクレット交換時、肉の付き具合も見てもらったところ、
しっかりついており問題ない。
過食により消化しきれず吐いたのではないかと言われた。
本当にその通りだった。
段階を踏んで1日1回食でも良さそうだとういうことで、1日おきに1回食2回食とやっているとことだ。
空腹時に合わせてフライト訓練も入れていきたいな。

自分に置き換えて考えてみる。
おなか一杯の状況でさらに食べろと出してくるなんて、おばあちゃん家にいる時のようなの状況かしら。
もしくは、
私、もう脂肪が沢山ついているからこれ以上食べないわっていうモデルみたいな感じ？
むしろアスリートの、体重管理に近いかも。
これ以上エネルギーは必要ない　体が重いと飛べないからね　っていう感じ？
カロリー十分だから、もう口に入れたくないだなんて
フクロウの体重自己調整能力って本当すばらしいと思った。
私の身体も見習ってほしい。

繋留生活再開して4週間経過。
放鳥させてないので明らかに運動量が少ない。
寒くなったから代謝も上がっただろうと思い、繋留生活再開後も同様に1日50ℊずつあげていたので消化が追い付かなくなったのも無理がない。
おそらく筋力も減ったことだろう。
代謝が以前より下がってるはずだ。
ちなみに1番体重は重かった日、12／1は空腹時体重285gだった。
今のエコちゃんのベスト体重は空腹時250-260gだろう
放鳥させるようになったら筋力が増えるのでまた体重も増えると思うが。

嘔吐がある中でも、いつも通り羽繕いをして、きょろきょろして、アンクレットを噛み噛みしていた。
元気な姿もあり、何かの疾患があるとは思えなかったので、原因が過食と分かり本当に安心した。
フクロウに限らず一緒に生活しているペットの不調は人間が原因であることが多い。
しっかりと考えてあげたい。

フクロウの餌のあげすぎによる嘔吐に注意〜オナガフクロウ〜