今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウ飼育初心者④ 散歩のリスクと対策 ロストに注意



最近朝晩涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
外にフクロウを連れ出して散歩、据え回しをする人も増えてくるでしょう。
最初の頃SNSを見て、皆がやっているフクロウとの散歩に憧れて、見よう見真似で外に連れ出したけど、当初のやり方を思い出すとかなり危険でしや。
今回は、据え回しの注意点について、自分の経験も交えながら書いていきます。


まず、フクロウを外に連れ出す時のリスク


・ロスト 
フクロウが離れて飛んで行ってしまい捕まえられなくなること
・気候の影響で体調不良になる
暑すぎる、寒すぎる、風が強すぎる、時には鳥インフルエンザなどの脅威も
・危険な物が多い
フクロウを狙うカラス、人、車や自転車など


これらのことは、対策さえしていれば防ぐことができます。


・ロスト対策
小型でも、必ずリーシュを身体にくくり付け結ぶようにしてください。
手にぐるぐる巻きにする、犬の散歩のように紐を握るだけは絶対ダメです。
できれば猛禽類用のグローブを購入し、グローブに紐を鷹匠結びをしましょy。


おすすめブログ記事 

カイークさんのブログではダブルリーシュについて紹介しています。
グローブだけだとグローブが抜けてしまった時身体から離れて、飛んで逃げてしまう可能性があります。
小型なら、グローブが重くて遠くまでは行かないかもしないが、大型になるとそのまま遠くへ行くこともあります。
オナガフクロウのふぐちゃん(240g)ですら、65gほどのグローブを咥えて飛んで運べます。
グローブに結ぶリーシュと、さらに腕に直接リーシュを巻きつけ結んでください。
これは、特別なリーシュでなくとも、余ったリーシュをジェスにつけ、ぐるぐる腕に巻き付ければいいだけ
誰でも簡単にできるのでおすすめです。


こちら初めてあもちゃんを据え回しした時の記事
お迎え後6ヶ月くらいで据え回し初めてしています。
最初は腕に結ぶだけで素手に据えていましたが、
革グローブを買って穴を開けてハトメをつけました。
そこにリーシュを結べるようにしています。
安上がりです。
ただ、きちんと安全性を確かめて使用してください。
初フクロウの据え回し - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜



フクロウ ロスト対策 ダブルリーシュ
カイークさんからいただいたダブルリーシュ 紹介動画


・気候対策
暑すぎる、寒すぎる、風が強すぎる などなど
普通に考えればそんな日に散歩させなきゃいいでしょう。
ただ、病院の移動などでどうしても外に連れ出す必要がある場合もあります。
そういう時はある程度対策をしましょう。
・暑い 保冷剤 携帯用扇風機
・寒い カイロ キャリーバッグの上から布覆う
・風が強い 風除けのため布を覆う


鳥インフルエンザが流行っている時はなるべく据え回しは避けた方がいいと思います。
家から近い場所、鳥などがあまりこない(鳥の糞がない)場所を選んで日光浴とかなら良いでしょう。
散歩だけでなく、自分自身が外から持ち込むこともないように気をつけましょう。


・危険な物対策
人が多く車通りが多い場所に連れ出さなければいいです。
散歩コースをよく考え、人通りの少ない時間帯などに出かけましょう。
カラスは危険
特に、春頃カラスの子育てが多くなると、襲ってきやすくなります。
日傘のようなものを使ってカラスが襲ってこないように対策する方法もあるようです。
また、結構厄介なのが話しかけてくる人
もちろん話すことは問題ないが、長話しているうちにフクロウのことを気にすることができなくなることもあります。
挨拶程度で、早々に切り上げる方が無難かも知れないです。



初めての据え回し〜アフリカオオコノハズク〜
カラスに遭遇!!



2回目の据え回し〜アフリカオオコノハズク〜
お手製グローブ


色々書いてきたましたが、私はあまり据え回しはしていなくて、普段は屋上日光浴が多いです。
フクロウ散歩の経験値は低いですが、周りのフクロウ友達に聞いた内容も含めてまとめてみました。


フクロウと外に出ることは、メリットもあります。


・飼い主との信頼関係の形成
・太陽光を浴びることでビタミンの形成を促す

詳細は下記記事参照
何故、フクロウを外に出すのか?(ロストに注意して!) - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


ではでは、フクロウとの素敵な時間を〜



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