監視カメラに映るフクロウはいつもと何かが違う。
私という人間に見られてない分自由に素を出してくつろいでいるように思う。
動物園の動物を見るかのごとく監視カメラの映像に没頭する私。
窓の方を向く癖があるのでいつも背中ばかり見ることが多いが時々正面を向いた姿が見られる。
非常にリラックスしてくつろいだ姿
あくびをしたり
毛づくろいしたり
脚で身体をかいたり
可愛くて悶絶する日々

日が暮れるとフクロウ時間、活動的になる。
赤外線カメラに写るあもちゃんは、眼が光っており野生味がある。
キョロキョロして時々飛び立とうとする。

フクロウが顔を動かしてキョロキョロする動作、私たち夫婦はこの行動をスキャンしてるという。
止まれる足場がないか、飛行距離等色々計算してるのではないか。
ただあもちゃんはCPUが低いので時々判断を間違える。
私の家はブラインドでカーテンレールのように止まり木になる部分がない。
彼の見える世界ではきっと止まれそうだと思うだろう、向かっていってはぶつかって落ちる。
これを3回くりかえしていた。
怪我しないか不安。
(ちなみに鳥はカラーで物をみるらしい。ただ、夜行性のフクロウの視神経は、夜目が効くような作りになっているはずなので、どちらかというと白黒に近い見え方をしていると思われる。これは、人間が暗闇でものを判別する時の見え方を参考にすればいい。）

あもちゃんは窓の外、窓の存在を認識してるのか外へ飛ぼうとすることはない。
2歳のあもちゃんは立派な成鳥。
賢いなと思うこともある。
ちゃんと学習してる。

夜電気をつけてる時いつも窓の外を見ながら眠そうにしているが、就寝後カメラに映るあもちゃんは一切寝ていない。
ずっともぞもぞ動いている。
暗闇が彼を活動的にさせる。
素晴らしき夜行性