今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜

猛禽類(フクロウが主)についてつらつら書きます

フクロウ飼育初心者⑦ フクロウの健診について 病院探し、移動時の注意点など

生き物は生きていれば病気や怪我をすることがある
また病気の早期発見のため健診を受けることも大切だと思う


今回は、病院について考えていることをまとめていく


<病院での健診の勧め>
フクロウをお迎えしたら、まず健診を受けることをお勧めする
始めて健診を受ける時期については
連れて帰ってすぐに行く人や、家に慣れさせてから行く人、色んな考え方があるので、どのタイミングが良いのかはわからないが、お迎え先のフクロウショップの店長さんに相談するなどしたら良いかもしれない
鳥類は、感染症が多い
寄生虫がいることもある(特に海外から輸入された個体)
インコやオウムなどはそういった検査をすることが定着しているが、猛禽類が診れる病院が少ないせいか、あまり定着していないように感じる
最低限、身体検査、便検査(顕微鏡)をすることを勧めたい


他、健診で何を受けるかという記事は、こちらにまとめている
フクロウ(猛禽類)の健康診断はどこまで受けるべきなのか 採血について - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


<病院を見つける>

健診のための病院探し

フクロウなどの猛禽類を診れる病院は少ない

病院が見つからないという方 こちらから探してみては?

猛禽類診察可能病院について 〜フクロウ、はやぶさ、鷹〜 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


私が健診でお世話になっている病院は、神奈川県藤沢市にある、ふじさわアビアンクリニックさん

先生はヨーロッパコノハズクを家で飼育しているそう
研究熱心な先生でフクロウに関する論文も書いている(HPに論文タイトルが掲載されている)
質問すると色々なことに答えてくださる


<移動時の注意点>
フクロウにとって移動は相当のストレスを与える
キャリーバッグはなるたけ周りから見えないように工夫すること
移動する際は、できれば負担を減らすように
また、季節に応じて暖かくしたり、涼しくしたりしてあげること


キャリーバッグに関する記事はこちら
フクロウのキャリーバックについて〜新たに買ったもの〜 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜
移動時の注意点の詳細はこちら
フクロウ飼育初心者③ フクロウの接し方 初めてフクロウをお迎えした日からの過ごし方 - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


<移動前の準備>
移動がある日はご飯を抜くように(帰ってきたらご飯をあげても良い)
例えば10時に出かける際、朝ご飯は抜く
移動時に未消化の食べ物を吐き戻すフクロウは結構いる
吐き戻しはフクロウにとって苦しいだけでなく、場合によっては喉を詰まらす原因にもなるのでなるたけリスクを減らしたい


詳細は下記記事にて
フクロウの移動時やメンテ時、その日の食事を抜く必要性について - 今日から君は自宅警備員〜フクロウ日記〜


<血液検査を行う場合は条件を揃える>
猛禽類は、食性的にタンパク質を多く摂るため、
尿酸値など食事時間によって影響を受けやすい
できることなら24時間空腹の状態で血液検査を行う方が良いだろう
食事は24時間摂らなくても水はきちんと飲ませる必要がある
脱水状態でも血液検査の影響は受けやすい
人間が健診を受ける際ご飯を抜く時と同じ感覚である


<家に帰ってから>
メンタル面のサポート
あもちゃんは落ち込んで後ろ向きになる
ふぐちゃんはご飯を求める(朝ごはん抜いたからね)
各フクロウ色んな個性があるだろうけど
どんな状況かなと観察して対処したい



病院へ行くか行かないかは飼い主さんの考え方次第だとは思う
数あるフクロウカフェの中でも、動物病院の先生よりもはるかにフクロウを良く診れるフクロウショップさんがいて、自分でみる方が良いという考えもあり、すごいなぁと思う


ただ、私たちはフクロウをそんなに多く飼ってはいないし経験も少ない
自信がない時期は不安を減らすためにも
病院で一度検査を受けては??



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